人間ドックと健康診断はどう違う?メリットデメリットで比較

【誰でもわかる!】人間ドックと健康診断の違い

健康診断と人間ドックの違い、分かりにくいですよね。
大きく分ければ、健康診断は無料、人間ドックは有料で自己負担が原則です。
企業や自治体によっては一部負担してくれる場合があります。

通常会社にお勤めの社会保険の方は30代から特定健診が、40歳からがん検診が始まります。
ただ、社会保険の方も自治体のがん検診の対象にはなっています。

国民保険の方は40歳から特定健診やがん検診が始まります。特定健診は地元の開業医で受けることがほとんどです。
これらの健診は無料で、自治体によってはがん検診で500円から1,000円程の負担を求める場合があります。

人間ドックは特定健診とがん検診を同時に行います。
多くの場合、公費負担の健診ではがん検診は別日に受けることになります。
従って、人間ドックを受ける方はお忙しいなどの事情で一日でどちらも済ませたいという事で受診されます。

人間ドックは有料ですが、必ずしも公費での健診に勝るわけではありません。
特定健診とがん検診の検査を含んでいれば人間ドックということになります。
しかし、最近自治体でのがん検診で胃カメラを選択できるようになって、健保組合の検診を凌駕する例も出てきています。

繰り返しになりますが、今や胃がん検診は胃カメラが標準です。
バリウムでは早期胃がんは診断が困難なのです。
ご自身が受ける検診の検査項目をご確認なさってください。

健康診断 人間ドック
検査内容 差なし 差なし
目的 差なし 差なし
受診後のフォロー体制 差なし 差なし
検査結果の医師説明 差なし 差なし
健康保険の適用 差なし 差なし
費用 原則無料 自己負担
検査項目数 差なし 差なし
受診義務 努力事項 なし
受診時間・日程 2日 1日